管・打楽器トレーナー 

■ 木管トレーナー / 多田 逸左久

東京都立竹早高等学校在学中に、菅原眸氏(法政大学出身・元NHK交響楽団団員)の手解きでファゴットを始める。1978年東京藝術大学入学。故三田平八郎氏に師事。1982年同大学卒業、引き続き同大学大学院入学。故フリッツ・ヘンカー、岡崎耕治の両氏に師事。1984年同大学院修了。同年渡独、ハンブルク、フライブルクを始め、各地で遊学する。
室内楽をアンリエット・ピュイグ=ロジェ、吉田雅夫、中川良平の各氏に師事。1989年の帰国以来、フリーランサーとして様々なジャンルで音楽活動を展開する傍ら、1993年より日本ファゴット(バス―ン)協会事務局の一員として、ファゴットの普及活動にも携わっている。また、1994年には東京シンフォニエッタの設立に参加し、現代音楽にも積極的に取り組んでいる。2008年より法政大学交響楽団木管トレーナー。現在、尚美ミュージックカレッジ専門学校管弦打楽器学科講師、一般社団法人東京シンフォニエッタ理事、日本ファゴット(バス-ン)協会事務局長。

フルートトレーナー / 安田 久美子

武蔵野音楽大学卒業。同大学卒業演奏会および新人演奏会、読売新聞社主催第60回新人演奏会等に出演。東京文化会館推薦音楽会オーディションに合格。新進音楽家デビューコンサートに出演。NHK洋楽オーディションに合格、NHK-FM「土曜リサイタル」に出演。佐伯隆夫、白尾隆の両氏に師事。現在ソロや室内楽、フルートオーケストラFOJのメンバーとして活躍。また吹奏楽やオーケストラのメンバーとして多数の学校を指導。

クラリネットトレーナー / 船木 喜行

法政大学文学部を経て、昭和音楽大学卒業。クラリネットを佐川聖二、千葉直師、堀川豊彦、三界秀実の各氏に、バスクラリネットをヤン・ギュンス、鈴木高通の各氏に師事。東京藝術大学音楽学部別科在学時に東京交響楽団の公演に参加、以来クラリネット奏者として読売日本交響楽団、東京都交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京佼成ウインドオーケストラなどの公演や録音等に参加。マルチリード奏者として東京宝塚劇場や劇団四季をはじめとするミュージカル公演に参加。2010年にソロアルバム「Basspirit」をリリース。日本作曲家協議会主催「アジア音楽祭2014」にてバスクラリネット協奏曲(作曲:潘皇龍、指揮:ラーズロ・ティハニ、管弦楽:アンサンブル東風)のソリストを務める。現在、昭和音楽大学付属音楽教室、世田谷音楽院講師。

オーボエトレーナー / 渡辺 康之

14才よりオーボエを始め、坂逸郎氏に手ほどきを受ける。東邦音楽大学音楽科出身。
東邦音楽大学では、山田健一氏に師事する。その後、辻功氏の元で研鎖を積む。
東京シンフォニエッタのメンバーとして、数多くの世界初演、日本初演に携わり、たびたび海外公演を行っている。
オーケストラを中心に、室内楽、独奏等、幅広く活動している。東京シンフォニエッタメンバー。

金管・トランペット トレーナー/坂井 俊博

1954年福井市に生まれる。幼少から父、坂井喜之栄よりピアノ、トランペット、指揮、作曲、の手ほどきを受ける。14歳から金石幸夫氏、17歳から中山富士雄氏にトランペットを師事。1974年東京藝術大学入学、同年、日本音楽コンクール管楽器部門、第1位入賞。東京フィルハーモニー交響楽団の演奏旅行にソリストとして同行するなど、在学中から演奏活動を始める。1979年ミュンヘン国立音楽大学入学、P.ラッヘンマイヤー氏に師事。カッセル国立歌劇場管弦楽団に入団、数々の国際コンクールや音楽祭で入選、メダルを受賞する。金石幸夫、中山富士雄、U.シュナイダー、P.ラッヘンマイヤー、A.ギターラ、J.スンバー、1997年より2004年まで東京室内管弦楽団の指揮者としても数々の演奏を行う。近年はTVドラマ、劇場映画のサウンドトラックレコーディングの指揮も行う。

■ ホルントレーナー / 山口 敬太郎

1972年東京生まれ。国立音楽大学ホルン科卒業。ホルンを故安原正幸、大野良雄の各氏に師事。2008年、長野県安曇野市でリサイタルを開催。2013年より活動拠点を東京と山梨県清里の2ヶ所にして、演奏活動と後進の指導を行っている。
現在、東京ユニバーサル・フィルハーモニー管弦楽団ホルン奏者。

■トロンボーントレーナー / 西岡 基

1975年広島生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学器楽科を1998年卒業。卒業時に同声会賞を受賞、同声会新人演奏会に出演。第1回日本トロンボーンコンペティション、第2位入賞。WASBEにIYWOとして参加。PMFに正式メンバーとして参加。2004年より2年間東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師。第1回大阪トロンボーンコンペティション、アンサンブル部門第3位(1、2位なし)入賞。トロンボーンを藤澤伸行、伊藤清、栗田雅勝、ピーター・サリバン、ペル・ブレヴィグの諸氏に、室内楽を和田美亀雄、杉木峯夫、稲川榮一の諸氏に師事。現在、東京シンフォニエッタ、東京トロンボーンアーティスツのメンバーで、日本トロンボーン協会常任理事を務める。

■ 打楽器トレーナー / 畑中 文規

1957年北海道生まれ。1976年武蔵野音楽大学入学。打楽器全般を小林美隆、塚田靖両氏に師事。在学中より、新星日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団等にエキストラとして出演。1980年山形交響楽団に入団。在籍中、D.ミヨーの打楽器コンチェルトをオーケストラと共演。1981年より1998年まで、新星日本交響楽団に在籍。1988年バイエルン国立歌劇場日本公演にて共演。オーケストラメンバーとして在籍する傍ら、東京都交響楽団、札幌交響楽団、広島交響楽団など数々のオーケストラにエキストラとして出演。1998年より2017年まで、野中貿易株式会社に在職。打楽器部門の商品管理、商品開発、販売促進に携わり、また社員講師として技術向上、正しい楽器知識、メンテナンスなどの情報を全国のスクールバンドなどへ提供。2017年よりフリーの指導者として活動。